復活へのあゆみ2

突然の脳幹出血発症から18年(2023年4月15日現在)復活への歩みの足跡

プレッシャーに強かったのに

健常な頃は、本番に強く、観衆が増えれば増えるほど、実力以上の力を発揮していたものです。ところが、脳出血発症後は、正反対の人間になってしまいました。振り返ると、発症して間もない頃は、まだ発症前の自分を覚えていて、フライングディスク🥏大会の時でも、大きな大会になるほど、落ち着いてプレーできたものでした。ところが、時間が経つにつれて、発症前の自分の良いところを忘れてしまって、プレッシャーに負けてしまう人間になってしまったのです。それが、残念でなりません😢。でも、18年地道に努力を重ねて、ようやく、健常な頃の自分の良いところを思い出し、自分の良さの発揮の仕方を思い出して来ました。それは、簡単に言えば、集中力です。集中するということは、自分だけの空間を作ること。周りにどんな人がいても気にならない、自分だけの空間に入り込むことです。そのためには、練習を積み重ねて、心の引っ掛かりを取り除き、結果を気にせず、自信持ってプレーすることです。それが、脳細胞の一部が消えてしまって、わかっていても改善できないジレンマがあります。このことは、障がいがあるなしに関わらず言えることではないでしょうか?ただ、大きな違いは、健常な頃は、意識しなくても普通にできていたのに、今はそうではないということです。そこが、難しいところです。意識すれば、余計プレッシャーがかかるジレンマが起こる。その克服のために、リハビリに励みました。