復活へのあゆみ2

突然の脳幹出血発症から18年(2023年4月15日現在)復活への歩みの足跡

初めて入院した人にアドバイス2

18年前のことなので、時代遅れのアドバイスかもしれませんが、脳の病気で人生が変わったしまった人と家族へのアドバイスです。

入院したときは、まさか自分が…、まさか家族が…、と驚くばかりでそれ以外のことは考えられないでしょう。そこで、ぼくの経験をお知らせします。

今振り返ると、発症時点で障がい者となってしまったわけですが、最初から本人や家族には受け入れられません。日が経つにつれ、わかってくることです。運悪く、法律が改悪され、介護保険という新しい制度が出来、その施行が2005年7月からで、その7月にボクの障害者認定が認められました。当時は、要介護4だったと思います。介護保険は、介護度が大きいほど、いろんなサービスを受けられますが、負担金も増えるので、得しているのか、損しているのか?わかりません。

障害者認定されてから、家を段差の解消やお風呂の改造など、諸経費は必要ですが、当時20万円の工事費用に対して2万円だけの自己負担でよかったと思います。ただし、一生に1回だけです。そこまでなら、いい話ですが、当時入院していた病院が、まるで老人ホームのような病院で、看護師さんたちも人によって態度を変える入院していて息苦しい病院で、出入りの業者も同様に悪く、業者が家まで来てアドバイスしてくれて、市に提出する書類などの手続きも代行してくれると言うので任せていたら、まんまとぼったくられました。後日2階に上がる階段の手すりを付けてもらうのに、昔世話になった近所の人にお願いすると、とても安くしてくれたので、病院で紹介された業者のことを話すと、ぼったくり業者とのこと。病院に紹介されたと言っても病院には関係ないので、障害者となってしまったら、家の近所の業者を探して、ぼったくられないように気をつけましょう。

今は、介護保険は負担金を減らすために、返上しました。

参考になれば幸いです。