復活へのあゆみ2

突然の脳幹出血発症から18年(2023年4月15日現在)復活への歩みの足跡

病室での生活

2005年2月初め、当時県立で唯一のリハビリ病院🏥に転院できました。ところが、たまたまですが、暦が運悪く、土日と建国記念の日と重なり病院は休みで、寂しい入院生活のスタートでした。ようやく月曜日になって、リハビリが始まりました。頭の中では元気に走りまわっている自分がいるのに、現実には歩けない、話せないの可哀想な状態でした。リハビリの詳しいことは、以前書いてあるので、読んで頂きたい。病室は、6人部屋で、みなさん優しい人ばかりです。初めの頃は、病室ではおとなしくしていましたが、しばらくして話せるようになると、顔友だちになりました。具体的に言えば、脳の病気の為、お互いにおしゃべりができないので、6人部屋といっても一人だけと同じ状態なのです。それが転院までの3ヶ月ちょっとで、たどたどしいけど、何とか会話らしきものができるまでに回復しているのです。病室での会話らしき意思の交換、食道での会話らしき行動、ぼくが話せなくても周りの人で話せる人は多いので、ただ聞いているだけでも嬉しかったことを覚えています。