復活へのあゆみ2

突然の脳幹出血発症から18年(2023年4月15日現在)復活への歩みの足跡

パラスポーツのすすめ

ボクが障がい者となってから、リハビリに真剣に取り組むようになったきっかけは、2006年に兵庫県であった障がい者の国体、全国障害者スポーツ大会の閉会式に連れて行ってもらったことです。会場に着くまでは、障がい者の閉会式とは、暗いものかなぁ?活気があるのだろうか?と、マイナスイメージで予想していました。ところが、会場に着くなり、その予想は覆りました。熱気ムンムンで、どこでもある堅苦しい挨拶の後、記念イベントとして、兵庫県に関係のあるタレントがゲスト出演していました。そのラストを飾るのは、ボク達世代のスター、南こうせつさんでした。こうせつさんのユニークな語りに乗せられ、ステージの周りには、歩けるパラアスリートが集結しています。集結しても、障がいの為、舞台上には上がらないことが分かっているのか?それとも、みなさんルールは守る人達と信じてもらっているのか?舞台上でこうせつさんに迷惑をかける人はいませんでした。それより、舞台下まで集結した選手たちを歓迎するかのように、こうせつさんの歌は、明るく楽しいテンポの歌が続きました。車椅子で参加していたボクは、遠くからそれを見ているだけだったけど、熱気ムンムンでフィーバーしている人達の姿を見て、自分もリハビリを頑張ろうと意欲を持てました。この時がきっかけで、リハビリを頑張り、障害者スポーツ指導員の資格とフライングディスク🥏指導員の資格も取りました。フライングディスク🥏の練習が楽しくて、週1回の練習が待ちきれないほどでした。この日がきっかけで、今日のボクがあります。スポーツと聞くと、できるかなぁ?と不安に思う人も多いと思います。しかし、安心してください。履いてますよ、ではなかった、安心してください。障がいを考慮して、健常者のスポーツが基本にネーミングされていますが、やってみると、簡単にできるスポーツがたくさんあります。それと、スポーツと呼ばれることをやっていると考えるだけで嬉しくなります。近くの県立など公立の施設で、スポーツという言葉が使わらている施設を探して、見学してみたらどうでしょう。