復活へのあゆみ2

突然の脳幹出血発症から18年(2023年4月15日現在)復活への歩みの足跡

歌う時は喉への脳の伝達系統が違うようだ

先ほどの時間から数年後の話題になります。まだ職場復帰前なので、2年後のことです。ディサービスでカラオケを歌う機会に恵まれました。声が良く歌には自信があったので、内心嬉しくて、元気だった頃得意曲を歌うことにしました。シャ乱Qのいいわけです。前奏が流れて、寂しい夜は、歌おうとしたら声が出てきません。ショック😨でした。曲は、虚しく流れているだけです。それ以来、なぜ声が出てこないのか?疑問でした。一年後、ようやくその原因がわかりました。わかったといっても、自分で勝手に考えついたことなので、医学的に根拠がある訳ではありませんが。失語症だった頃を思い出して、声が出てきた時のことを振り返ったのです。つまり、喉に自分でブレーキをかけているのではないか?そのブレーキは、どうすれば外せるのか?考えに考えてたどり着いたのは、歌のテンポです。いいわけは、テンポが速い曲です。もっと一音一音が長い曲はないかなぁ?考えていたら、テレビから水戸黄門が始まって、終わりに、じ〰︎ん〰︎せ〰︎い〰︎、とあの歌が流れて来ました。これだ。喜んで、声を出して歌いました。うまく歌えました。嬉しい😃次のディサービスでカラオケの時に、一年振りに歌いました。上手に歌えました。嬉しかった。以来、歌の選曲には、一音が長い曲を探すことにしました。そして、たどり着いたのは、ゆずの栄光の架橋でした。ディサービスのクリスマス会の時に歌ったけど、心のこもった感情溢れる熱唱で、感動の涙を溜めている人もいたほどです。2020年1月3日、4年に1回開いている高校の学年全体同窓会でも、二次会で歌いました。不自由な身体になっても声は変わっていないことに、みんな喜んでくれました。ボクがカラオケを熱唱している裏で、中国ではコロナウィルスが蔓延していたとは。予定通りなら、そろそろ準備に入る高校の同窓会も、お医者さんや会社の社長や重役をしている友だちなど、今も各所で中心人物として頑張っている友だちが多いので、もう少し落ち着いてから、実行委員をしてくれる友だちに声をかけようと思っています。今はコロナ収束宣言的なものが聞こえるまで、我慢しようと思います。